なぜ産後の抱っこで首が凝るのか?仙台の専門家が教える「授乳姿勢」と「首の負担」の落とし穴

「出産してから、首が回らないほど凝っている」 「抱っこをしていると、後頭部から肩にかけてズキズキする」 「湿布を貼っても、マッサージに行っても、その場しのぎで終わってしまう」

仙台で多くの子育てママをサポートしている当院には、このような切実な悩みが毎日寄せられます。

産後の体は、自分が思っている以上にダメージを受けています。

その状態で、24時間体制の育児が始まるのですから、首や肩に限界がくるのは当然のことかもしれません。

しかし、その「首こり」を放置すると、慢性的な頭痛や自律神経の乱れ、さらには産後うつの一因になることもあります

今回は、「なぜ産後の抱っこで首が凝るのか?」そのメカニズムと、見落としがちな「授乳姿勢の落とし穴」について、専門家の視点から徹底解説します。


産後の首こりが「マッサージで治らない」3つの理由

多くのママが「首が痛いから首を揉む」という対処をしますが、実は産後の首こりの原因は「首」そのものにはありません。

① リラキシンの影響による関節の緩み

出産に向けて分泌されるホルモン「リラキシン」は、骨盤だけでなく全身の靭帯や関節を緩めます。この影響は産後数ヶ月間続きます。土台となる骨盤や背骨がグラグラな状態で赤ちゃんを抱っこするため、首の筋肉が一生懸命に頭を支えようとして過度に緊張してしまうのです。

② 「巻き肩」と「ストレートネック」の定着

抱っこや授乳は、どうしても体の前で作業を行うため、肩が内側に入り(巻き肩)、顔が前に突き出た状態(ストレートネック)になりがちです。頭の重さは成人で約5kg。少し前に傾くだけで、首にはその3〜4倍の負荷がかかります。

③ 腹筋の筋力低下

妊娠中に引き伸ばされた腹筋は、産後すぐには元に戻りません。体幹で体を支えられないため、猫背になりやすく、そのシワ寄せがすべて「首」に集中してしまいます。


専門家が指摘する「授乳姿勢」の意外な落とし穴

「授乳クッションを使っているから大丈夫」と思っていませんか? 実は、その使い方が首の負担を左右します。

落とし穴:赤ちゃんに「迎えにいって」いませんか?

授乳中、赤ちゃんの口元に合わせようとして、無意識にママが前かがみになっていませんか?

  • 悪い例: ママの背中が丸まり、首が亀のように前に出ている。

  • 良い例: ママは背もたれに深く座り、クッションを高くして「赤ちゃんをママの胸に引き寄せる」。

【仙台の専門家アドバイス】 授乳クッションの下に、さらに厚手のバスタオルや普通のクッションを挟んでみてください。

ママが全く下を向かなくても赤ちゃんの口が乳首に届く高さにするのが理想です。これだけで、首への負担は激減します。


抱っこによる首負担を減らす「3つのチェックポイント」

抱っこ紐を使っている時も、首こりのリスクは潜んでいます。

  1. 抱っこ紐の高さは適切ですか? 赤ちゃんの頭にチュッとキスができる高さが理想です。位置が低すぎると、重心が下に引っ張られ、それを支えようと首と肩に力が入り続けます。

  2. 左右非対称な抱っこをしていませんか? 「いつも左腕で抱っこして、右手をフリーにしている」という片側抱っこは、脊柱を歪ませ、首の片側だけを猛烈に凝らせる原因になります。

  3. 「首のすわり」を意識しすぎていませんか? 首がすわる前の赤ちゃんを抱く時、落とさないようにと肩に力が入りすぎて「いかり肩」になっていませんか? 脇を締め、肩甲骨を下げる意識を持つだけで、首の筋肉は緩みます。


仙台で「産後の首こり」を根本から変えるために

「産後だから仕方ない」と諦める必要はありません。

仙台市内でも多くの整骨院や整体院がありますが、大切なのは「産後の生理学的な変化を理解しているかどうか」です。

当院では、単に筋肉をほぐすだけでなく、以下のステップでケアを行います。

  • ステップ1:骨盤の安定化 土台である骨盤を整え、座り姿勢を安定させます。

  • ステップ2:胸郭の開放 巻き肩で固まった胸の筋肉を緩め、呼吸を深くします。

  • ステップ3:インナーマッスルの再教育 首に負担をかけないための「正しい姿勢の維持」を体に覚え込ませます。


自宅で1分!首の負担をリセットするストレッチ

忙しい合間にできる、首こり解消ストレッチをご紹介します。

「胸開き・天使の羽ストレッチ」

  1. 両手を肩に置きます。

  2. 肘で大きく円を描くように、ゆっくり後ろに回します。

  3. 肘が後ろにいった時に、左右の肩甲骨をギュッと寄せるのがポイントです。

  4. 5回回すだけで、首周りの血流が改善し、視界がパッと明るくなります。


まとめ:ママの笑顔が、赤ちゃんの元気の源

産後の首こりは、単なる疲れではありません。

あなたの体が発している「助けて」のサインです。 首が楽になると、呼吸が深くなり、心にも余裕が生まれます。

赤ちゃんとの時間がもっと楽しくなるように、まずはご自身の体を大切にケアしてあげてください。

「仙台で産後の体の不調に悩んでいる」 「どこに行っても良くならなかった」

そんな方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

産後専門の知識を持ったスタッフが、あなたの育児スタイルに合わせた最適なケアをご提案します。

首こりについて詳しくはこちら

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